かおるのポケモン

ダブルバトルのブログ

「剣盾ダブル」ミラー意識エルフエースバーン 日本一決定戦予選 最高1773

今回は「ポケモン日本一決定戦2020予選」と「ランクバトル シーズン7」で使用したダブルバトルの構築について紹介します。

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結果

ポケモン日本一決定戦2020予選

メイン最高1764 最終1740(30勝13敗)

サブ最高1773 最終1751(33勝12敗)

 

 

構築経緯

 6月に隠れ特性のエースバーンf:id:kaoruuu:20200630161309g:plain、ゴリランダーf:id:kaoruuu:20200630161916g:plain、インテレオンf:id:kaoruuu:20200630161939g:plainが解禁されました。その中でエルフーンf:id:kaoruuu:20200303014318p:plain+エースバーンf:id:kaoruuu:20200630161309g:plain系の構築が流行し、自分も試しに使ってみたところ非常に強い構築であると感じました。メタ対象になる可能性は高いとはいえそのメタさえも踏み倒せるパワーがあると思い、この構築をベースにすることに決定しました。

 

 色々と試している中でエルフーンf:id:kaoruuu:20200303014318p:plainで追い風を展開し、エースバーンf:id:kaoruuu:20200630161309g:plainとウオノラゴンf:id:kaoruuu:20200630161352g:plain、そしてこの2体が苦手めなギャラドスなどに強いストリンダーf:id:kaoruuu:20200630161405g:plainで制圧していく戦い方に強さを感じ、この4体の採用が固まってきました。

 

 ここまででの課題として、トリックルームに勝てないことが挙げられます。元のものだと「ドラゴンテールジュラルドンf:id:kaoruuu:20200303014437g:plain」や「封印シャンデラf:id:kaoruuu:20200630161929g:plain」が対策として入っていましたが個人的にはあまり使いこなせませんでした。ジュラルドンはねこだましトリックルームが止められなくなること、シャンデラは熱風の外しが攻撃を通すうえで気になったことがおおまかな理由です。考えている中で「鎧の孤島」の配信と同時に新教え技が解禁となりました。

 

 そこで注目したのが「イエッサン♂f:id:kaoruuu:20200630161320g:plain」です。封印でトリックルームを止める仕事だけでなく、非常に強力な命中安定全体技「ワイドフォース」を習得したことで削り役としても優秀な役割を果たすことができるようになりました。使ってみたところ非常に感触が良かったため、そのまま採用しました。

 

 

VSミラーパーティについて

 当初はラスト1枠にミラーパーティに強いポケモンを入れようと考えていました。ここまでの5体を考えると、同じ系統のパーティと当たった際どうしても同速対決になってしまうと考えたためです。インテレオンf:id:kaoruuu:20200630161939g:plainやドラパルトf:id:kaoruuu:20200303013610g:plainはエースバーンより速く案として挙がりましたが、先発で出し負けたりエースバーンにダイジェットをうまく積まれると勝てなくなってしまうため微妙だと感じました。

 

 考えた結果、ミラー相手にはトリル展開を狙うことを決めました。サイコフィールドを展開する都合上、それまで使っていた脱出ボタンエルフーンの「すりかえ」を抜くことを決めていたため技枠がひとつ余っていました。そこでエルフーンに「トリックルーム」を覚えさせることでトリル展開をイエッサン以外でもできるようにしました。選出や立ち回りについては後述します。

 

 トリックルームを入れたことでラスト1枠を自由に選べることになり、考えた結果「ナゲツケサルf:id:kaoruuu:20200302223409p:plain」を選びました。イエッサンのワイドフォースが通らない悪タイプやここまでで勝てなそうなエルフ+バンドリに強いこと、エースバーンやウオノラゴンが苦手な「いかく」を「まけんき」で逆手にとれることなどに相性の良さを感じました。また増加傾向にあったカビゴンf:id:kaoruuu:20200630174406g:plainへの打点も意識しました。

 この6体f:id:kaoruuu:20200303014318p:plainf:id:kaoruuu:20200630161309g:plainf:id:kaoruuu:20200630161352g:plainf:id:kaoruuu:20200630161405g:plainf:id:kaoruuu:20200630161320g:plainf:id:kaoruuu:20200302223409p:plainで完成です。

 

 

個別解説

エルフーン

技:おいかぜ ムーンフォース ちょうはつ トリックルーム

持ち物:せいれいプレート

特性:いたずらごころ

性格:おくびょう

努力値:H252 B4 C12 D228 S12

実数値:167-X-106-99-124-151

 

 おいかぜを張るポケモン。HDはひかえめシャンデラのねっぷう確定耐え調整。HDに振ることでミラー構築に対しシャンデラf:id:kaoruuu:20200630161929g:plainのねっぷうやバイバニラf:id:kaoruuu:20200630164502g:plainのふぶきを耐えてのトリル展開を想定しています。「ちょうはつ」はトリックルームを止めたり催眠技やまもる択を消すことに使用しました。ただしイエッサンを一緒に出すとサイコフィールドとなるのでそこは注意が必要です。持ち物は何でもよかったのですが、耐久に振った分の火力を補うため「せいれいプレート」としました。(脱出ボタンはトリル展開を考えると×、イエッサンのサイコフィールドで相手のエルフーンからちょうはつを受けずに済むためメンタルハーブも△、襷はイエッサンに持たせたかったため×)脱出ボタンの方がトリル展開をしない時は攻撃のテンポが上がり良いです。

 

エースバーン

技:とびはねる アイアンヘッド とびひざげり ふいうち

持ち物:いのちのたま

特性:リベロ

性格:ようき

努力値:AS252 H4

実数値:156-168-95-X-95-188

 

 パーティのエース。あまり語ることはない強ポケで、タイプを自在に変えられるため数値以上に耐久力のあるポケモンだと感じました。ふいうちはサイコフィールドと相性が良くありませんが99%ダイマックスさせるため特に気にはなりませんでした。また、ダイマックスが切れる頃には大体サイコフィールドも終わってるので問題は無いと思います。

 

ウオノラゴン

技:エラがみ ドラゴンダイブ いわなだれ かみくだく

持ち物:こだわりスカーフ

特性:がんじょうあご

性格:いじっぱり

努力値:AS252 B4

実数値:165-156-120-X-101-127

 

 上からエラがみを連打しまくるポケモン。技はダイマックスしたときを意識して「ドラゴンダイブ」、無限の勝ち筋「いわなだれ」、エラがみができないときの安定打点「かみくだく」としましたが、エラがみ以外一回も撃ちませんでした。上からのエラがみは火力がえげつなく、おいかぜと非常に相性が良いです。

 

ストリンダー

技:オーバードライブ ヘドロばくだん バークアウト(ばくおんぱ) ちょうはつ

持ち物:こだわりメガネ

特性:パンクロック

性格:ひかえめ

努力値:CS252 H4

実数値:151-X-90-182-90-127

 

  エースバーンが苦手めなギャラドスf:id:kaoruuu:20200630164747g:plainアシレーヌf:id:kaoruuu:20200630164809g:plainへの打点となるポケモン。エースバーンでダイアークを撃ってから攻撃するとえげつない火力になります。メインロムではバークアウト、サブロムではばくおんぱを採用してみましたが、どちらも特に使う場面はありませんでした()なおトリル展開した時にすばやさ関係が逆転することを嫌い、今回は非キョダイ個体を採用しました。

 

イエッサン♂

技:ワイドフォース マジカルフレイム トリックルーム ふういん

持ち物:きあいのタスキ

特性:サイコメイカ

性格:おくびょう

努力値:CS252 H4

実数値:136-X-75-157-115-161

 

  ワイドフォースでの削りとトリックルームをふういんするのが主な役割で、多くの場面で活躍してくれました。耐久力は心もとないため「きあいのタスキ」としました。イエッサン♂と対面した時は、トリックルームだけでなくワイドフォースも封じられるためふういんが強いです。

 

ナゲツケサル

技:インファイト アイアンヘッド はたきおとす タネばくだん

持ち物:とつげきチョッキ

特性:まけんき

性格:ようき

努力値:AS252  B4

実数値:175-172-111-X-80-145

 

 最後に採用したポケモン。以前使った時は「タネばくだん」でなく「フェイント」を採用していましたが、サイコフィールドを考慮しつつ、構築全体として重めなトリトドンf:id:kaoruuu:20200303020202p:plainを意識して「タネばくだん」にしました。持ち物は低めな特殊耐久を補う「とつげきチョッキ」にしました。

 

選出、立ち回り

基本選出、VSスイッチトリル

先発f:id:kaoruuu:20200303014318p:plainf:id:kaoruuu:20200630161320g:plain

後発f:id:kaoruuu:20200630161309g:plainf:id:kaoruuu:20200630161352g:plainorf:id:kaoruuu:20200630161405g:plain

 ありえないほどイエッサンの通りが悪い時以外はこの並びです。エルフーンでおいかぜを張りながらワイドフォースで削っていき、裏で押し切る形を想定しています。

また、スイッチトリル系にもこの選出をすることで

先発トリルポケモンあり→封印

それ以外→ワイドフォースによる削り

と出し負けが起こらないようになっています。ただしトリルを張られても次のターンにトリルを返せそうな時は、強気にワイドフォースから入ります。

 

VSガチトリル
先発f:id:kaoruuu:20200630161320g:plainf:id:kaoruuu:20200630161352g:plain

後発f:id:kaoruuu:20200630161309g:plainf:id:kaoruuu:20200630161405g:plainorf:id:kaoruuu:20200302223409p:plain

 

 イエッサンの封印で確実にトリックルームを封じながら、他のポケモンでごり押していきます。おいかぜを張らなくてもこちらの方が速いのでエルフーンは選出する必要がありません。先発はストリンダーやナゲツケサルのこともあります。

 

VSミラーパーティ

先発f:id:kaoruuu:20200303014318p:plainf:id:kaoruuu:20200630161320g:plain

後発f:id:kaoruuu:20200630161405g:plainf:id:kaoruuu:20200302223409p:plain

 

 ミラーだけでなく、エルフーン軸相手だとトリル展開を狙います。相手の先発にエルフーンがいる場合、エルフーンかイエッサンの動けそうな方でトリックルームを撃ちます。相手がおいかぜを張ってトリルが通ればほぼ勝ちです。後発にはトリル下で先に動けるよう、パーティの中では遅めの2体を置くのが良いです。もし相手の先発にエルフーンがいない場合は、おいかぜワイドフォースで上からごり押すルートを取ることで大体勝てます。

ミラーパーティにはほとんど勝てたので、トリル展開を狙うコンセプトは正解だったと思っています。

 

 

 

苦手な相手

ゴリランダーf:id:kaoruuu:20200630161916g:plain入り

 イエッサンはフィールドを取られ、ねこだましエルフーンの仕事を封じたりグラススライダーで削られまくられます。エースバーンで上手く倒したいですがきつい相手です。

 

 

改善案

 とにかくf:id:kaoruuu:20200630161916g:plainがきつかったため、こいつをどうにかする必要があると感じました。おそらく変えるとするならウオノラゴンf:id:kaoruuu:20200630161352g:plainナゲツケサルf:id:kaoruuu:20200302223409p:plainの枠です。構築のバランスを崩さないようにするなら、ウインディf:id:kaoruuu:20200303041749g:plainカポエラーf:id:kaoruuu:20200303035522g:plainあたりで威嚇を撒きながら戦うのが良いかもしれません。

 

追記:

 カポエラーに変える場合の技構成や努力値について質問を頂いたので、ウインディf:id:kaoruuu:20200303041749g:plainの場合とカポエラーf:id:kaoruuu:20200303035522g:plainの場合とで考察してみました。

 

 まず努力値についてですが、どちらにしてもASぶっぱで良いと考えました。上から殴り倒す構築特性上、変に耐久に回すよりは少しでも上から叩ける範囲を広げて火力を出すべきだと思います。

次に技構成です。

ウインディf:id:kaoruuu:20200303041749g:plain

確定「フレアドライブ」「ワイルドボルト」「インファイト

選択「しんそく」「てだすけ」

 ダメージをどんどん与えていけるよう考えた結果物理型となり、まず上の3つを選びました。選択枠として「しんそく」はサイコフィールドと相性が悪いですが、グラスフィールドに塗り替えられる前提なら採用もありです。「てだすけ」は置物になりそうな時に有効な技となります。構築特性上「おにび」や「バークアウト」など相手の火力を削ぐ系の技は合ってないと思います。

カポエラーf:id:kaoruuu:20200303035522g:plain

確定「インファイト

選択「いわなだれ」「てだすけ」「ねこだまし」「がむしゃら」「ワイドガード」「ファストガード」「トリプルアクセル」「ドリルライナー」「ストーンエッジ

 「インファイト」はタイプ一致の高打点として入れない理由はないと思いました。その他、インファイトが通らない相手に少しでもダメージを出せてひるみも狙える「いわなだれ」、置き物になりそうな時に仲間の火力を上げられる「てだすけ」、何かと便利な場面の多い「ねこだまし」あたりが無難かなと思いました。こちらも上から高火力を押し付けるパーティである都合上、相手に少しでも大きいダメージを与えられるように工夫したいです。ただ、「ファストガード」はゴリランダーを意識すると面白い技なのかもしれないです。

 

持ち物

とつげきチョッキ」「オボンのみ」「混乱実」「タイプ強化アイテム」「こだわりハチマキ」「しろいハーブ」あたりから選択

 上の3つなら安定感が出て、「タイプ強化アイテム」や「こだわりハチマキ」だと瞬間的に火力を出せます。「しろいハーブ」は威嚇で止まらないという点で強いと考えました。試してみて感触の良いものを使うべきだと思います。

 

 ウインディにしてもカポエラーにしても、「威嚇を撒く」という仕事が終わったら少しでも多くのダメージを出せるようにしたいです。

 

 感想

 この構築で気に入っているところは、「安定感」です。主な打点として「ワイドフォース」や「エラがみ」、「オーバードライブ」「インファイト」など命中率が100%の技を採用していることや、サイコフィールドによってオーロンゲのでんじはなどを防げることにより、いわゆる「運負け」を減らすことができたと思っています。基本的に上から殴るため、ひるまさられることも少ないです。この先構築を作る時も、できるだけ運要素を排除した構築を組みたいと思いました。

「INC February 最終最高1827」 トリルヨワシ

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 はじめまして。かおると申します。ランクバトルシーズン3と2020INC Februaryで使用した構築の記事を書いてみました。ランクバトルでは最終2桁、INCでは最高最終1827となかなか良い成績を上げることができた自信のある構築です!ぜひ見ていってください!

 構築経緯

 シーズン1でドサイコータス f:id:kaoruuu:20200302230039p:plainf:id:kaoruuu:20200302230111p:plainが流行った際に、対策としてヨワシf:id:kaoruuu:20200302223117p:plainを使い始めたのが構築のスタート。その際にヨワシのポテンシャルを感じ、シーズン2からはトリルエースとして使うことに決定しました。次にトリックルーム張り要因として、特性のおかげで安定してトリルを張りやすいf:id:kaoruuu:20200302223304p:plainを採用し、その際、このゆびとまれを押せるポケモンもいた方が良いと考えf:id:kaoruuu:20200302223342p:plainを採用しました。次にヨワシが苦手なギャラドスウォッシュロトムトリトドンなどに強いf:id:kaoruuu:20200302223354p:plainを採用し、その後環境に多かったバンドリやリザードンに確実にダメージを出せるタスキf:id:kaoruuu:20200302223314g:plainを入れました。最後にパーティとして重かったカビゴンに強く、苦手だった先発ウインディの選出を抑制できると考えまけんきf:id:kaoruuu:20200302223409p:plainを入れて構築が完成しました。

 f:id:kaoruuu:20200302223117p:plainf:id:kaoruuu:20200302223304p:plainf:id:kaoruuu:20200302223342p:plainf:id:kaoruuu:20200302223354p:plainf:id:kaoruuu:20200302223314g:plainf:id:kaoruuu:20200302223409p:plain 

 

 

 

個別解説

ヨワシf:id:kaoruuu:20200302223117p:plain

 技:ハイドロポンプ れいとうビーム マッドショット まもる

持ち物:バンジのみ

特性:ぎょぐん

性格:れいせい

努力値:HC252 D4

実数値:152-×-150-211-156-31(最遅)

 

 このパーティの絶対的エースで、雨を降らせてしまえば大抵の水等倍ポケモンは一撃で飛ばせる火力オバケ。さらに耐久もかなりあるためトリルを張れなかった際でも下から動いて押し切ることも少なくなかったです。ドサイコータスを意識して特殊にしましたが、結構鬼火やあまえるが飛んできておいしい展開が多かったです。持ち物は、群れの状態を少しでも長引かせるためピンチベリー。マッドショットは、ジュラルドンへの打点として入れました。

 選出率78%(35/45)

 

 

 ミミッキュf:id:kaoruuu:20200302223304p:plain

 技:じゃれつく かげうち つぶらなひとみ トリックルーム
持ち物:メンタルハーブ
特性:ばけのかわ
性格:なまいき
努力値:H228 A252 D28
実数値:159-142-100-×141-90(最遅)

 

トリル要因のポケモン。もともとこの枠はヤレユータンでしたが、ある程度攻撃力も欲しかったためミミッキュに。ちょうはつが嫌だったので持ち物はメンタルハーブ。このパーティにおいて、バンギラスには強そうに見えてそうでもないため(砂下ダイマバンギにヨワシのダイストリームは半分ほどしか入らず、弱点保険を起動される)つぶらなひとみを連打しながらダイマターンを枯らしにいってその後処理します。

 選出率84%(38/45)

 

 

トゲキッス f:id:kaoruuu:20200302223342p:plain

技:エアスラッシュ マジカルシャイン くさむすび このゆびとまれ

持ち物:するどいつめ
特性:きょううん
性格:ひかえめ
努力値:H188 C172 S148
実数値:184-×-115-178-135-119

 

ミミッキュの横に置いてこの指をするはずだったポケモン。実際には、先発ミミッキュの隣は8割方ヒヒダルマになって本来とは違う役割に変わっていきました。火力が欲しかったので途中まで命の珠にしていましたが、急所に当てればいいことに気づき、するどいつめに変更。相手のパーティによっては、トリルは張らずにこいつで全抜きしたりもしました。くさむすびは、トリトドンというよりもミロカロスブルンゲルを意識しました。素早さはダイジェット1回で最速アイアント抜き調整にしましたが意味なかったです。

選出率62%(28/45)

 

 

カットロトムf:id:kaoruuu:20200302223354p:plain

技:10まんボルト リーフストーム おにび まもる

持ち物:オボンのみ
特性:ふゆう
性格:ひかえめ
努力値:HC252 D4
実数値:157-×-127-172-128-106

 

ヨワシとの相性が良い便利ポケモンヨワシの苦手な水ロトムギャラドスを倒します。持ち物は何かと便利なオボンのみ。おにびの枠は途中までかいでんぱにしていましたが、バンドリを意識して変更しました。あくびを受けた味方のヨワシに撃つプレイもそこそこやります。サイドチェンジが無い健全なロトムです。

選出率51%(23/45)

 

 

ヒヒダルマf:id:kaoruuu:20200302223314g:plain

技:れいとうパンチ フレアドライブ いわなだれ ばかぢから

持ち物:きあいのタスキ
特性:ごりむちゅう
性格:ようき
努力値:AS252 H4
実数値:181-192-75-×-75-252

 

普通のようきASこだわりヒヒダルマかと思いきや、きあいのタスキを持たせています。個人的に今回の環境でかなり刺さっていたと感じていて、砂ドリュの攻撃をたすきで耐えてばかぢからをバンギに撃ったり、エルフリザのおいかぜゴクエンを耐えてなだれを撃ったりできます(アイへやなだれひるみは知りません)。どちらの場合も砂ダメ、ゴクエンダメですぐにヨワシに繋げるのも良い点です。つららおとしでなく冷パンなのは、倒しきることができなくても裏のヨワシミミッキュのかげうち圏内に入れれば良いと考え、命中不安を避けたかったからです(時々凍らせたのはごめんなさい)。

選出率91%(41/45)

 

 

ナゲツケサルf:id:kaoruuu:20200302223409p:plain

技:インファイト アイアンヘッド はたきおとす フェイント

持ち物:とつげきチョッキ
特性:まけんき
性格:いじっぱり
努力値:HA252 B4
実数値:207-189-111-×-80-100

 

一番悩んだ枠。ここまででカビゴンナットレイの処理がきつかったためかくとうタイプポケモンが欲しく、それでかつ相手のウインディをけん制できる枠も欲しかったです。その結果、ナゲツケサルが条件と一致しました。なぜウインディが嫌だったかというと、初手にウインディを出されてバークアウトやおにびでトリルターンを枯らされるからです。技や持ち物はセジュン氏のものを参考にしました。努力値はどうしようかと思いましたが、トリル下で動く可能性も考慮してとりあえずHAにぶっぱしました。見せポケとしての役割が大きくあまり選出はしませんが、刺さってる相手には出していき、かなりの活躍を見せてくれました。

選出率31%(14/45)

 

 

選出や戦い方

このパーティにおける基本的な戦い方は、ミミッキュトリックルームを張り、死に出ししたヨワシダイマックスさせて制圧する」という形です。

 

基本選出

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f:id:kaoruuu:20200302223117p:plainf:id:kaoruuu:20200302223354p:plainorf:id:kaoruuu:20200302223342p:plain

トリルヨワシが通りそうな相手に対しては基本この選出です。ダルマでダメージを稼ぎ、倒れたら裏からヨワシを投げて制圧します。キッスかロトムかは相手のパーティを見て決める感じです。相手に水ロトムギャラドスがいれば確定で草ロトムを出します。

対バンドリf:id:kaoruuu:20211006140834p:plainf:id:kaoruuu:20200303013519p:plain(ドラパキッスf:id:kaoruuu:20200303013610g:plainf:id:kaoruuu:20200302223342p:plain

f:id:kaoruuu:20200302223304p:plain+f:id:kaoruuu:20200302223314g:plain

f:id:kaoruuu:20200302223117p:plain+f:id:kaoruuu:20200302223354p:plainorf:id:kaoruuu:20200302223342p:plain

 基本は同じ選出です。相手の初手がバンドリだった場合、ミミッキュはトリルを、ダルマは馬鹿力をバンギ方向に押します。相手はドリュでダルマを倒せると考え、バンギは動かしてくることが多く、この択は通ることが多いです。(偉い人は守ったり、キッスに引いたりしてきます。)後は、トリル下のヨワシで押し切ります。

なお、相手の裏にバンギが控えていたりした場合は、ヨワシはバンギは無視し、隣を殴り続けます。その際、つぶらなひとみやおにびでバンギの火力をそぎながら戦います。

 

対エルフリザジュラf:id:kaoruuu:20200303014318p:plainf:id:kaoruuu:20200303014510p:plainf:id:kaoruuu:20200303014437g:plain

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f:id:kaoruuu:20200302223117p:plain+f:id:kaoruuu:20200302223354p:plainorf:id:kaoruuu:20200302223342p:plain

 これも同じ選出です。エルフリザなら、トリル+いわなだれが、エルフジュラルならトリル+冷パンエルフ方向が基本の動きになります。その後どちらかやられたら、ヨワシを出して制圧します。ヤミラミの場合も似たような感じです。ただしエルフジュラに対しては、ミミッキュ集中でトリルが張れないと苦戦を強いられます。

 

対雨パf:id:kaoruuu:20200303022755p:plainf:id:kaoruuu:20200303022819p:plainf:id:kaoruuu:20200303022836g:plainf:id:kaoruuu:20200303022847g:plain

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f:id:kaoruuu:20200302223342p:plain+f:id:kaoruuu:20200302223117p:plainorf:id:kaoruuu:20200302223409p:plainorf:id:kaoruuu:20200302223314g:plain

あまりはっきりとはしていませんが、トリルを張ってすいすいを逆手にとって戦うことが多いです。タイプの関係上、ロトムが刺さっているのでロトムダイマを切るのが良いと思います。

 

対ガチトリパ

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f:id:kaoruuu:20200302223117p:plain+f:id:kaoruuu:20200302223354p:plain     orf:id:kaoruuu:20200302223304p:plain

 相手のトリルにただ乗りするため、裏にヨワシを置いておき、キッスとダルマでダメージを稼ぎにいくことが多いです。ただし、トリルを返したいときのために、どこかにミミッキュを置いておくことも多いです。

 

対トドン入りf:id:kaoruuu:20200303020202p:plain

 選出は決まっていませんが、トリルヨワシが特性よびみずのため通せないので、別の戦い方をします。基本的に刺さっているポケモンを出しながら、臨機応変に戦っていきます。キッスのくさむすびがなんだかんだ役立ちます。

 

対ナット入りf:id:kaoruuu:20200303021217p:plain

 これも選出は決まっていませんが、ヨワシよりもすばやさが遅く草鋼タイプのナットレイは、ヨワシにとって天敵といえます。トリルは張らずに、ヒヒダルマf:id:kaoruuu:20200302223314g:plainナゲツケサルf:id:kaoruuu:20200302223409p:plainを大事にして戦います。

 

 

きつい相手

ラフレシアf:id:kaoruuu:20200303023642p:plain

 ようりょくそで上からのねむりごなを撃たれると、対処できるポケモンがいません。唯一草タイプを持つロトムもタイプ相性が最悪なので出せません。避けましょう。なお、スカーフバタフリーf:id:kaoruuu:20200303032058p:plainも同様です。

 

・バンドリf:id:kaoruuu:20211006140834p:plainf:id:kaoruuu:20200303013519p:plain+トドンf:id:kaoruuu:20200303020202p:plain

 基本的にバンドリにはトリルヨワシで戦うことにしているため、そこにトドンがいるとそれも難しくなります。この三体にはナゲツケサルが強めなので、ナゲツケサルでなんとかしたいです。

 

エルフーンf:id:kaoruuu:20200303014318p:plain+トドンf:id:kaoruuu:20200303020202p:plain

 やはりトドンがいるとヨワシを出しずらいので、トリル展開はしないことが多いです。その際、相手にエルフーンがいると、追い風で上から殴られ続けるのできついです。

 

ダダリンf:id:kaoruuu:20200303024746p:plain

 このポケモンヨワシに強く、鉄球持ちだったりするとトリル下では太刀打ちできません。キッスやダルマで上から叩きたいですが、相手にトリルを張られると全抜きされます。

 

・とぐろ催眠ミロカロスf:id:kaoruuu:20200423142557p:plain

 基本的にミロカロスなどのヨワシの技が通りづらい相手は、向こうからヨワシに対しても打点が薄いため、放置して最後にロトムなどで処理するルートをとります。しかし、催眠術でヨワシが眠らされてしまうと暴れきれず厳しいです。ラフレシアなどがきついということからも、「そもそも眠りに弱いパーティ」という問題点があります。

 

キュウコンリザf:id:kaoruuu:20200423114215p:plainf:id:kaoruuu:20200303014510p:plain

 先発でこの二体を並べられ、ねっぷう+巨大ゴクエンや、ねっぷう+ねっぷうで圧力をかけられるとシンプルに辛いです。一応、ミミッキュトゲキッスを並べてこのゆびトリルが決まればヨワシで切り返せる可能性はあります。

 

・電気統一

 無理です。このパーティは電気の通りが良すぎるかつ電気への有効な打点が無い(地面技マッドショットのみ)ので、勝てません。あきらめましょう。(INC序盤に当たって負けた)

 なお、普通の1~2体くらい電気タイプが入っているパーティ相手なら、対処可能です。

 

 

 幸い、ラフレシアや催眠ミロ、キュウコンリザにはほとんど当たらなかったです。(ダダリンとは何回か当たりました)

反省

・選出を読まれやすい

 パーティを見た時、トリルするポケモンが1体だけf:id:kaoruuu:20200302223304p:plainで、トリルエースがあきらかにこいつf:id:kaoruuu:20200302223117p:plainしかいないので、選出を読まれやすかったです。水ロトムナットレイがめっちゃ選出されてきました。

・眠りへの対抗策がない

 ねこだまし持ちが1体くらいは欲しかった気もしてます。

ロトムf:id:kaoruuu:20200302223354p:plainトゲキッスf:id:kaoruuu:20200302223342p:plainの役割が被り気味

 このパーティでどこか変えるとするなら、トゲキッスの枠かなーと思います。でも、どう変えるべきかは今のところは分からないので、意見などあったらぜひお願いします。

 

 

パーティの変遷

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まとめ

 この構築は、シーズン1から結構長い時間をかけて組んできた構築なので、かなり自信があります。INCはわずかにボーダーには届きませんでしたが、次に向けてがんばろうと思います!なお、シーズン4からはキョダイラプラスが流行ると思うので、ヨワシを通すというコンセプトは難しくなるかもしれませんが、また考察していこうと思います。最後まで読んでいただきありがとうございました。

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36-9    途中勝てなかったのが響きました。